映画を見てさらに、当事者の方のお話を聞くシール・ミールシネマの第2弾
今回は、三軒茶屋でマッサージと薬膳料理のマイスターとして活躍する難波さん・近藤さんと日本で唯一のユニバーサル上映会を行っている「チュプキ・タバタ」のオーナーであり今回の映画「こころの通訳者」のプロデューサーでもある平塚さんをスピーカーに迎え会員の皆さんと鑑賞いたしました。
「こころの通訳者」は聞こえない人のために手話通訳の方たちが、劇中で手話をしながら演者に混じって通訳を行うというドキュメンタリーを見えない人のために音声ガイドが出来上がるまでを追ったドキュメンタリーです。
音声ガイドを担当するのは見えない人達が中心となって進めていきます。
まず、最初に見えない人たち(難波さん)が手話は聞こえない人にとっては、とても大事なものという認識から始まります。手話通訳者たちの手話に対しての思いは、手先のものではなく伝えるために全身全霊をかけて伝えているのだということに改めて気づかされました。そんな思いを受け話し合いは進んでいきます。
それぞれのガイド作成メンバーの日常もからめ、聞こえないことや見えないことを私たちにおしえてくれます。メンバーたちのひょうひょうとして、軽やかに難題をクリアーしていく姿は本当にかっこよく、人生ってそんなに悪くないのかもと思わえてもらいました。
最後に参加したアートコメンバーから感想を聞きスピーカーのかたに色々質問をしたり、お土産の月餅をいただいたりと大満足な上映会となりました。