2024/6/8 アート・コ総会開催!

2024/6/8  アート・コ総会開催!

6 月8 日午後2 時より、文京シビックセンター内・シルバーホールにて、アート・コミュニケータ東京の2024 年度総会を開催しました。
翌日には「障がいのある方のための特別鑑賞会」の準備会、そして翌々日にはその本番と、3 日連続の活動が続く中、大勢の会員が集いました。
第1 部は定例報告です。今春に開扉(任期満了)した「第10 期とびラー」を迎え、今年度の活動を193 人のメンバーでスタートしたことが報告されました。前年度の活動報告・会計報告を速やかに終えると、お楽しみの第2 部です。

第2 部は、東京都生活文化スポーツ局の村田陽次さんを講師にお迎えし、「やさしい日本語」の講義をしていただきました。
東京都庁入庁後、都立博物館・美術館・劇場の運営、首都圏のホール・劇場ネットワークの推進などに尽力してこられた村田さん。我々アート・コミュニケータ東京の母体とも言える「とびらプロジェクト」誕生のきっかけとなった東京都美術館のリニューアルにも関わっていらしたとのこと。アート・コミュニケーションとは何かを熟知された上での「やさしい日本語」の必要性をひじょうにわかりやすく親身に語っていただきました。

「性別、年齢、障害の有無や国籍等にかかわらず、誰もが 化芸術活動に参画し、文化芸術の価値を享受できる環境を整備する」ために、やさしい日本語の普及が不可欠であることを、多くの事例をご紹介いただきながら学びました。

当日の参加者には、村田さん作成の事例紹介が盛りだくさんの資料と、つながり創生財団発行のリーフレット、そしてとびらプロジェクト・元スタッフの鈴木智香子さんから贈られた国立アートリサーチセンター発行の冊子「ミュージアムにおける合理的配慮」が配られました。

このたびの学びを、ぜひ今後のアート・コミュニケーション活動に活かしていければと思います。
東京都生活文化スポーツ局「やさしい日本語」ページ
https://www.seikatubunka.metro.tokyo.lg.jp/chiiki_tabunka/tabunka/
tabunkasuishin/0000001389.html