9月21日、アート・コミュニケータ東京のメンバーが、リニューアル改修中の東京都江戸東京博物館(以下、江戸博)で行われた美術家・小牟田悠介さんの「仮囲いアートワークショップ」のサポートをしてきました。
もともと小牟田さんが現在改修工事中の江戸博を囲む仮囲いのフェンスを飾る作品の制作を依頼されましたが、ぜひ地元の人たちに参加してもらい、その作品を構成してフェンスを埋めたいというアイデアから生まれたワークショップです。20余名の近隣の中・高校の美術部・アート部の部員さん達が参加して行われました。
題材は江戸博にも縁の深い東洲斎写楽の「市川鰕蔵の竹村定之進」(江戸博のロゴマークは、この絵の目の部分を元にデザインされているそうです)。
参加者は、この絵を様々な部分に分けたステンシルテンプレートとカラースプレーを使い、思い思いの「市川鰕蔵の竹村定之進」を描きました。
私たちは、その会場や用具の準備からリハーサル、そして製作のサポートなどのお手伝いをさせていただきました。
中高生たちの工夫や思いのこもった作品がどんな形で構成されるのか、街の人たちの反応は? お披露目される日が楽しみです。