７月６ 日午後2 時より、文京シビックセンター内・シルバーホールにて、アート・コミュニケータ東京の2025年度総会を開催しました。およそ40名の会員の参加がありました。総会は年1回開催し、団体の状況や活動報告の共有、懇親の機会としています。
第1 部は定例報告。今春に開扉（任期満了）した「第11 期とびラー」を迎え、今年度の活動を206 人のメンバーで開始となります。その後、前年度の会計・活動実績と今年度の活動予定の共有です。今まで通り、定番の活動もありながら、少しずつですが、新たな活動の展開も感じられました。
第2 部は、会員向け特別講座として、公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都庭園美術館 板谷 敏弘さんを講師にお迎えし、かつて江戸東京博物館にて担当された「本田宗一郎と井深大～夢と想像」展について、お話しいただきました。
ホンダとソニーの創業者をテーマにした展覧会。企画・発案の段階から、実際に展覧会を開催し終えるまでの、学芸員としての苦労や面白さを、ユーモアを交えながら、熱く語ってくださいました。過去に例のないテーマに、周囲が協力的だったり、逆にそうではなかったり・・・、果たして展覧会は実現できるのか？とドキドキしながら学芸員の奮闘を応援しながら、聞いてしまいました。
また、展覧会をゼロから企画する学芸員の業務を知る貴重な機会にもなりました。
夜の部として、親睦会も開催され、楽しい時間をすごしました。