アート・コ会員の作品を展示し、それを使ってアート・コミュニケーション活動をし、アート・コを知ってもらおうという自主企画「アート・コってなんだ？」を、昨年に続き開催しました。
前回は、運悪くイベントの開催期間が街にコロナ感染者が増える状況と重なってしまい、大きな目的のひとつとしていたアート・コミュニケーション活動そのものが行える場にはなりませんでした。今回は、そんな場を作るための再チャレンジでもありました。
前回と同じく会場となった文京シビックセンターのアートサロンには、アート・コ会員から募った幅広いジャンルのアート作品が並び、アート・コミュニケータが来場者をご案内する姿も見受けられました。
会場の片隅にはワークショップコーナーが設置され、毛糸だけ（接着剤も用具も無し）で花を形作る「ふわっとふらわー」や、回転台を使った謎のワークショップ「そのしゅんのまわってドン」などが行われ盛況でした。
また、前回撮影した「あなたにとってのアート・コミュニケーションとはなんですか？」インタビュー映像も流され、会場に華を添えました。
企画・運営はもちろん、会場の大きなガラス面に展覧会タイトルのカッティングシートを貼るなどの作業までアート・コ会員だけで行うので、ドタバタな場面も数多くありましたが、今年は他ではみられないような、アート・コらしいアート・コミュニケーションの場が作り出せたのではないでしょうか。